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雨、雨、雨の黒部五郎岳

昨日(8/2)、北陸地方でもようやく梅雨が明けました。

その一日前の8/1は早朝(夜半?)から強い雨が降り続き、駐車場の溝から水が溢れて出たため慌てて車を移動させるなどの大騒ぎ。

まぁこれは日頃の側溝掃除を怠っていた罰ですね(苦)。


さて、梅雨明け一番の晴天を目論んで計画したカンスケヤマガイズ の黒部五郎岳ツアー。

今季山小屋が営業するのかどうか、群発地震の影響はどうか、7月上旬に発生した豪雨災害による道路の復旧状態はどうかなどなど、目まぐるしく変わる状況に紆余曲折しましたが、なんとか実施に漕ぎ着けることできました。

が!? 予報よりも梅雨前線の影響がかかり続けて、なんと4日間まるまる雨という。

しかも強弱を繰り返しつつ降り続ける雨に、「止まない雨はない……ことはないのでは?」と思えてくるほどで、カンスケヤマガイズ史上(というと大袈裟ですが)、これまでになく過酷な山行きとなりました。


今回お世話になった山小屋では、出来る限りの新型コロナへの対応策を、それぞれ工夫を凝らして講じていました。

それに加えての天候不良で荷揚げもままならず、大雨で増水すればその対応にも追われてと、本当に大変な夏になっているなと感じました。

ちなみに山小屋に入る際ですが、まず手指消毒をしてマスクを着用してからの入館となります。

入口に消毒液を用意してくれていたり、入口脇で手が洗えるようにしてくれていました。

また、入館後には検温を、そして受付時には新型コロナ対策として後日連絡が取れるよう、メンバー全員の名前と連絡先が求められました。登山届けなどメンバーの情報が記載されたものを用意しておくと、作業がスムーズになって3密回避にも繋がるのでよいかと。


先が見通せませんが、しばらくはこれまでの登山様式に新型コロナ対策を加えた山登りとなります。

食事の際など従来のようにみんなでワイワイお喋りをしながらというわけにはいかなくなりましたが、新型コロナへの対応が確立されていない今は、自分たちに出来る対応策を講じて山登りを楽しむしかないなと思います。


大雨で沢が増水し、予定よりも下山が遅れることに対しても応じてくれたタクシー会社の方々、ありがとうございました。

諦めていた温泉で汗を流して乾いたウエアに着替えられたこと、本当にありがたかったです。


そして、雨、雨、雨プラス風の苦行に加えての新型コロナ対策装備の登山だったため、ご参加いただいた皆さんには本当に頑張ってもらったと感謝しております。

今度リベンジとして、鏡池に映る槍・穂の雄姿を眺めながら、みんなで「かき氷」を食べにいきましょう!

本当に本当に、お疲れ様でした。


悪天候にも動じないハクサンイチゲ。満開でした!

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