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残雪の黒姫山と戸隠式年大祭

七年に一度で催される「戸隠式年大祭」に合わせて、カンスケヤマガイズで黒姫山登山ツアーを企画して登ってきました。


今春は雪解けが早く進んでいたところからのGWに入っての降雪もありましたが、当日は気温が上がって稜線に残る雪もゆるんだためアイゼンの出番はなく、逆に薄くなった雪の踏み抜きに気を配りながら歩いてきました。

古池周辺では水芭蕉とリュウキンカが咲き、唐松のやわらかい新芽が萌出し始めているところもあれば芽生前の晩秋のような感じの木々もあって、目で見て足で歩いて季節の変わり目を味わう山登りとなりました。


下山後は戸隠の宿坊に泊まって春の恵みの山菜や戸隠蕎麦を味わい、翌朝は戸隠神社の中社で行われた「月並祭」に参拝して天岩戸伝説にまつわる神楽を堪能。

また、廃仏毀釈を免れた仏像などを拝観しながらお話を伺い、戸隠の神仏習合時代を垣間見て感じることが出来ました。


高妻山と遠く北アルプスをバックに


湿原にはリュウキンカと水芭蕉



翌朝は早起きをして、小忌衣(おみごろも)をまとって月並祭へ参拝


戸隠の信仰の歴史を知る良い機会となりました



次回は七年後。

その頃は新型コロナを含めてどのような世の中となっているのでしょうか。

また装いを変えて、カンスケヤマガイズ でツアーを組めたらなと思います。


ご参加いただきまして、どうもありがとうございました。

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