気まぐれな梅雨前線に翻弄された先週末。
雨に降られるは覚悟の上で、それも学びという姿勢で「斑尾山と登山技術講習会」を開催しました。
振り返ればこの企画、2020年春に「紅葉の火打山から妙高山縦走ツアー」を立ち上げたところから始まりました。
その後、新型コロナウイルスの感染拡大によりツアー企画内容の変更を余儀なくされての仕切り直し。
新型コロナウイルス対策に応じて参加人数を減らし、登山行程をゆとりのあるものとし、加えて学びの要素を取り入れるという内容に変更しての再出発となりました。
ところがその再スタートは台風14号の発生と秋雨前線により涙の中止。
紆余曲折を経て、このたびようやく無事の開催となりました!
初日の斑尾山登山のテーマは、ズバリ暑熱順化。
ギリギリ雨は踏みとどまっているけど湿度満載。
小まめな水分補給を心がけながらの登山となりました。
恩田ガイドのヨガで準備体操
じわっと汗をかきながら、じわじわと登行
また、今回は地元・妙高にある国際自然環境アウトドア専門学校(通称i-nac)の山岳プロ学科の学生が授業の一環としてツアーへ同行。
卒業したら登山ガイド資格を取得する二人に、実際にお客様と触れ合ってサポートをするという体験をしてもらいました。
山頂に到着すると、その二人からのサプライズの手作り笹団子が。
なんと笹の葉を取るところからの手作りという。
じつは私は事前に聞いていたのですが、想像以上にちゃんと笹団子でビックリしました。
おいしかったよ。
どうもごちそうさまでした!
登山のあとは、妙高高原の温泉宿でゆっくりリラックス。
温泉と新鮮な海の幸と郷土料理に舌鼓を打ちました。
翌朝は、雨かと思いきやのまさかの好天!?
とはいえやはり梅雨時ということには変わりなく、日差しと雨を交互に繰り返すコンディションのもと、地図読み講習会を実施しました。
地図を広げて、コンパスを持って、そして実際の地形と見比べて
体だけでなく頭もフル活動。
綺麗なショウキランに励まされて
そしてあとちょっとで下山というところで雷雲につかまってしまい、ツエルト講習会は場所を山麓に変えての実施となりました。
まずは広げて被ることから体験
購入して初めて袋から取り出したというツエルトを広げて、使い方をみんなで学んで、今回のツアーは終了となりました。
新型コロナウイルスによる影響を受けて、残念ながら参加を取りやめるという決断をせざるを得なかったかたもいらっしゃいました。
この状況が落ち着いた暁には、ぜひまた山でご一緒しましょうね。
雨予報にもメゲずにご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
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