上越市高田、35年ぶりの大雪となりました。
9年ぶりに一斉除雪・排雪も実施されて、ようやく日常を取り戻りつつあります。
雪への備えを新たにするためにも、備忘録として少し綴っておこうと思います。
思い返せば1月7日の午後から風が強まって雪となり、翌8日には3時間降雪量26cmを記録して(14時の1時間で7cm、15時は8cm、16時はナント11cm!!)、24時間降雪量が103cmという大雪になりました。
調べてみると、35年前の1986年1月10日の大雪で記録した24時間降雪量は104cmでした(高田特別地域気象観測所のデータより)。
そして雪は9日(55cm)、10日(16cm)と降り続き、10日の朝には「大雪による外出自粛要請」が発令。
自宅から出るにも胸までのラッセルで、車は埋没。
とりあえず玄関から道路まで出る間に、万が一屋根側から雪が崩れてきたら「こりゃあ頭まで埋もれるな」という思いがよぎり、山ではなくて自宅でこんな状況に陥ることに怖さを覚えました。
雪は11日の朝まで降り続き(26cm)、ようやく降り止みました(最大積雪深は1月11日の244cm)。
それからは、雪に埋まった車の掘り出しと屋根の雪下ろし。
14日の午後から雨予報なので、雪が重くなる前に出来るだけ重量を減らそうと雪下ろしの作業に励みました。
道路の除雪は幹線道路が優先で行われ、自宅前の路地まで除雪が入ってくれる目処は立たず、移動は徒歩のみ。
雪の重みで崩れた家屋や屋根、落ちかかったアンテナ、メキメキに折れた庭木……。
そんな光景を目にしながら歩きました。
有り難かったのは、歩いていけるところにスーパーがあったこと。
一部品切れの商品もありましたが、食事に関して混乱なく過ごせたことが救いでした。
また、心配していた停電や水道管の凍結などの被害も免れました。
久々に郵便が届いたのは15日。
先週の7日以来、徒歩での配達でした。
そして道路の除雪が入ったのが16日未明のこと。
両側に積み上げられた雪が幅をとっているため、車のすれ違いは難しいけれど格段に歩きやすくなりました。
翌週の20日からはゴミの収集が再開。
23日と24日の二日間で一斉雪下ろしが行われ、25日からは排雪作業が実施されています。
まだ通行止めのところもあって渋滞は発生していますが、徐々に解消されてきています。
雪の重みでビクともしなくなっていた部屋の障子がスムーズに動くようになって、扉の開閉も楽になってきたことに安堵。
心配してくださった方々の声に感謝。
35年ぶりの大雪は、やはり半端なかったなぁ。
雪に埋もれる車……
除雪車、キター!!
9年ぶりの一斉除雪
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