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イチリンソウ

イチリンソウ、ニリンソウ、サンリンソウ。 どれも春に顔を出すキンポウゲ科の花です。


「知ってるよ。あれでしょ、川中美幸」と、花に興味がなくても演歌好きのひとに馴染み深いのがニリンソウ。

この中だとやっぱりニリンソウが有名だと思っていたら、なんと『イチリンソウ』という曲があることを最近知りました(汗)。

もしかしたら、若い世代にはイチリンソウのほうがメジャーだったりして?

歌詞で綴られている通り、一年を経ても咲く場所を変えず、堂々と咲き誇っていました。


イチリンソウ

ニリンソウに比べて明らかに花が大きい。葉っぱの切れ込みが深くて、長い葉柄(ようへい)がある。花期を終えると地上に出ている部分は枯れて姿を消すが、地下に埋もれている部分は生きていて、次の春まで長い眠りに入る。



イチリンソウだけど、こちらは二輪咲き。


イチリンソウは一輪だけ花をつけることからこの名前がついた。

ニリンソウは二輪といっても2つから3つほど花をつけることがある。

と、図鑑などで読んで覚えていたけど、おや?これは二輪?

別の株が重なっているのかと思い葉をよけてのぞいみると、やはりひとつの茎から枝分かれした花芽が2つ伸びていました。

調べてみると、よく生育した株は2つ花をつけるとのこと。

雪深い上越の里山で、じっくりと根を張り育ったのでしょうか。


開花が待ち遠しいですね。


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