先日、残雪の越後駒ヶ岳を楽しんで下山すると、左手首にマダニが食らいついていました。いつどこでくっつかれたのか、全く気付かず。その場でなんとか取れないかと試してみたのですが、完全にマダニが皮膚に食い込んでいて……。これは自分で対応するのは無理だと判断。皮膚科に行って取り除いてもらいました。
マダニごと皮膚を切除。いやはや、おおごとになりました(苦)
先生曰く「無理に引っ張ると余計大変なことになるので、このまま来てもらってよかったですよ」と。慌てて取り除こうとして引っ張ることで、マダニの口などが身体に残ってしまうことがあります。また、掴んで引っ張ることでマダニの体を押しつぶし、マダニの体液が身体に逆流することもあるらしく、判断としてはよかったのかと。
ちなみに皮膚科では「液体窒素」を使ってマダニを落としていました。私の腕に食い込んだマダニにも冷え冷えの液体窒素をジュッと……(頭まで食い込んだマダニは残念ながらで落ちずでした)。熱もしくは冷でマダニを仮死状態にするとポロリと落ちるそう。登山人生初の自分自身のマダニ体験は、なかなかよい勉強になりました。