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テグス

  • 執筆者の写真: kansuke
    kansuke
  • 2016年9月28日
  • 読了時間: 1分

昨日は秋雨前線が北に上がって天気がよくなったので、下見方々近くの山を歩いてきました。紅葉にはまだ早かったのですが、秋の気配があちこちに。

今年はミズナラのドングリが豊富のようで。耳をすますとそこかしこで木の実の落ちる音がします。ドングリはまだいいけど、栃の実が落ちて当たると痛そうだなぁ。

そして、今回の一番の発見はコレ。見つけた時は「ヤママユガ」の仲間の繭なんだろうなぁ、けっこうしっかりした作りだなぁと思いつつ帰ってから調べてみると、ヤママユガ科の「クスサン」という蛾の繭のよう。さらに、昔はこの幼虫からテグス(釣り糸)を作っていたとか。なんでも中国には同じ仲間で「テグスサン」という蛾がいて、それからテグスを作っていたのが日本にも伝わり、日本ではこのクスサンで釣り糸を作っていたのだという。作り方は・・・吐き出した糸を使うのではなく、幼虫の体内にある、それこそ糸を作り出す絹糸腺(けんしせん)というひょろ長い器官を使うらしい(汗)。知らなかった。面白い! 勉強になりました。


 
 
 

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