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西黒尾根から馬蹄形縦走へ・その1


日本三大急登を登ろう企画の第二弾で、行ってきました西黒尾根。しかもせっかく行くのだからと谷川岳周辺をぐるっと一周、馬蹄形縦走をしてきました。

翌日からの行動時間が長いので、初日は湯檜曽温泉・永楽荘で前泊。温泉にゆっくり浸かって美味しい料理を食べて、明日への英気を養います。

湯檜曽温泉・永楽荘の夕食

川フグの刺身に鮎の塩焼き、旬の食材おかひじきの天婦羅など盛りだくさん。そして外は雨・・・。なんだか温泉旅行に来た感じで「これでもう十分だねぇ」というムードも漂ったりもしましたが、いやいや行くでしょう(苦笑)。個人的に好きなカジカガエルの鳴き声を聞きながら、ぽっと眠りにつきました。

そして翌朝ー。お、降ってないですよ。

雨雲はかかる予報でしたが一時のみの予報。お弁当をザックに詰めて、いざ出発です!

日本三大急登のひとつ西黒尾根は標高差約1170mの登りで、登山口に立った瞬間「ああ、これは急だな」と思う、最初の見た目から急な尾根です。まずは樹林帯をぐんぐん上がっていきます。展望はありませんが、森の深さを実感します。

西黒尾根下部の樹林帯

天神平

ぐんぐん登って視界が開け、天神平を望む位置まできました。ちなみに整備点検のため、ロープウェイ&リフトともに今月末まで運休ですので、お気をつけください。

そしてこの先から岩稜帯が始まります。鎖がついていますが、この辺りの蛇紋岩は濡れると滑るので要注意。なんとか持ちこたえていた天気もここまでで、雨具着用の登りとなりました。

まず最初の鎖場

ナエバキスミレ

雨に打たれ、ナエバキスミレもしっとり。展望がない分、岩場に咲く花たちに目が行き、とっても励まされました。

イワシモツケ

イワシモツケ

ユキワリソウ

ユキワリソウ

ホソバヒナウスユキソウ

ホソバヒナウスユキソウ(カメラのレンズに雫が・・・)

ミツバノバイカオウレン

ミツバノバイカオウレン

トマの耳

雨に打たれ、風に吹かれ、いよいよ到着トマの耳! この後、ガスガスの白い世界の中、オキの耳、一ノ倉岳、茂倉岳、そこからぐんと下がって上がって武能岳、そして蓬ヒュッテへと到着しました。雨の日の平日とあって、今夜の泊まりは全部で6名。ご主人と一緒にみんなでワイワイ山の話で盛り上がりました。明日は予報通り、晴れてくれるといいのだけど。

後半へつづく!


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