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上越の低山歩き

  • 執筆者の写真: kansuke
    kansuke
  • 2016年5月25日
  • 読了時間: 2分

山の雪解けが進み、新緑が目に眩しくて、洗濯物がさらっと乾く気持ちのいい時期になりました。夏場はフェーン現象のため猛烈な暑さに見舞われる上越は、今がとっても過ごしやすい季節♪……のはずが、今年は暑い。もう暑い。雪が少なかったこともあり植物の成長が例年よりも早く、うかうかしていると花を見逃してしまいそう。

というわけで、水分補給をこまめにしながら、上越の低山歩きをしてきました。場所は斐太歴史の里。ここは上杉景虎の終焉の地でもある鮫ヶ尾城という山城跡で、周囲には古墳群や弥生時代の建物跡などもあります。4月はカタクリが、まるでピンクの絨毯の様相で咲き広がるため、高田城の桜とセットでお花見のハシゴをしています。例年は6月に見頃を迎えるササユリが、先日行ったらもうそろそろいい感じだったので、いそいそと行ってきました。

ササユリ

すると、どうでしょう。ナイスタイミング! あちこちに今が盛りと咲くササユリたち。ピンクの色味が濃いめの花から割と白に近い花まで様ざまと。いい香り。ただいまササユリ、見ごろです。

ほかにも予想外の暑さにめげず、咲く花たち。 まずは デワノタツナミソウ(出羽の立浪草)。たしかに打ち寄せる波に見えますね。

サイハイラン

こちらはサイハイラン(采配蘭)。戦場で指揮をとるのに使った采配に似ていることからこの名前がついたそうで。名前の由来を知ると、おもわず「なるほど!」となって面白いです。

ニホンアマガエル

そして、笹の葉の上で「さては気付くまい」とひっそりしていたニホンアマガエル。いやいや、バレバレですけどね。

ニホンアマガエル

その場ではアマガエル?シュレーゲル?と区別がつかなかったので、家に帰ってから調べてみました。シュレーゲルアオガエルはもっと顔がシュッと鋭角で、アマガエルのように鼻から目、耳(鼓膜)にかけての褐色のラインが入らないとのこと。なるほど、なるほど。

田植も終わり、これからカエルの合唱の季節です。


 
 
 

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