今日から大型連休がスタート。本当は昨日から山に入るつもりでしたが天気が天気だったので、予定を変更して近場の海へ。といっても海水浴ではありません。
お目当その1は、親不知ずい道(旧親不知トンネル)。北陸道一の難所・親不知の断崖絶壁を貫通して作られたトンネルで、大正元年から昭和40年まで使われていたレンガトンネルです。このトンネルが歩いて通れるようになったとニュースで知り、さっそく行ってみました。
長さ約660mのトンネル。念のためヘッドランプを持参したのですが、入口に懐中電灯が用意されていました。壁には、当時の機関車の煤が。スゴい、これは面白いぞ!
しばらく進むと、凹地エリアが。作業員たちの退避場所だったとのこと。んん?なんかいるぞ?
コウモリたちの寝ぐらになっているようです。ぶら下がっている状態を、こんな間近で見たのは初めてです。飛んでいるコウモリに遭遇したことはあったけど(家の中で)。
この馬蹄形が強度を生むそうです。
トンネルを抜けるとそこは、日本海です。
「親不知が日本アルプスの起点である」と言ったウェストンさんと。栂海新道を下山後に、このトンネルを歩くのもなかなか乙ですね〜
ハルユキノシタがあちこちに。
お目当その2はスミレ。そろそろイソスミレが咲く頃かと、柿崎へ。
強風、荒波のなか咲いていたのは、アナマスミレ。もっと北の礼文島、アナマの海岸で見つかったことからこの名前がついたというスミレ。日本海の荒波を受けながら咲くスミレ。力強いですね。